仕事が絶えない森崎組。
この安定性に惹かれて入社
生コンクリートの品質検査に携わる父から「森崎組は1年を通じて仕事が絶えない。あんな会社は業界でも珍しい」と教えられたのが、私の入社のきっかけです。実際、これまで仕事が途絶えたことはありませんし、コロナ禍でもほとんど影響なく働くことができました。当社は土木、建築、造園、舗装など自治体の公共工事が中心なので、なおさら安定性が高いのだと思います。
会社としては幅広い分野の工事を手がけていますが、私自身は山(砂防ダムや急傾斜地の擁壁など)と川(川幅の拡幅、河川護岸など)に特化して経験を積んできました。工業高校の土木科で学んでいたので基礎的な知識には自信があったのですが、やっぱり現場で学んだことの方がずっと多い。特に図面から情報を読み取る力は、現場監督という仕事を通じて培うことができたと感じています。
すべての人に
真摯に向き合い、
対話することが大事
この仕事に携わるうえで心がけているのは、向き合う相手の意見に耳を傾けることです。現場監督は立場的には協力会社の方々に指示を出す役割ですが、彼らはそれぞれの専門分野のプロフェッショナル。これまでの経験から得たノウハウがあり、「こうした方がいい」というアイデアがあります。
若手の頃は自分の指示に意見されることを煩わしく思った時もありましたが、経験を積み、「土木施工管理技士」などの資格取得を通じて知識や技術を身につけることで、人の意見を聞き入れる余裕が生まれたと自負しています。また、現場監督として地域住民の方々への配慮にも心を砕いています。丁寧に工事の進捗を伝えたり、世間話をしながら関係性を築いたり、工事への理解を促すことも大切な仕事の一つです。