INTERVIEW 01
現場を通じて培った技術が財産。
これからも成長し続けたい

木村 直行 KIMURA NAOYUKI

工事部/2011年入社

仕事が絶えない森崎組。
この安定性に惹かれて入社
生コンクリートの品質検査に携わる父から「森崎組は1年を通じて仕事が絶えない。あんな会社は業界でも珍しい」と教えられたのが、私の入社のきっかけです。実際、これまで仕事が途絶えたことはありませんし、コロナ禍でもほとんど影響なく働くことができました。当社は土木、建築、造園、舗装など自治体の公共工事が中心なので、なおさら安定性が高いのだと思います。
会社としては幅広い分野の工事を手がけていますが、私自身は山(砂防ダムや急傾斜地の擁壁など)と川(川幅の拡幅、河川護岸など)に特化して経験を積んできました。工業高校の土木科で学んでいたので基礎的な知識には自信があったのですが、やっぱり現場で学んだことの方がずっと多い。特に図面から情報を読み取る力は、現場監督という仕事を通じて培うことができたと感じています。
すべての人に
真摯に向き合い、
対話することが大事
この仕事に携わるうえで心がけているのは、向き合う相手の意見に耳を傾けることです。現場監督は立場的には協力会社の方々に指示を出す役割ですが、彼らはそれぞれの専門分野のプロフェッショナル。これまでの経験から得たノウハウがあり、「こうした方がいい」というアイデアがあります。
若手の頃は自分の指示に意見されることを煩わしく思った時もありましたが、経験を積み、「土木施工管理技士」などの資格取得を通じて知識や技術を身につけることで、人の意見を聞き入れる余裕が生まれたと自負しています。また、現場監督として地域住民の方々への配慮にも心を砕いています。丁寧に工事の進捗を伝えたり、世間話をしながら関係性を築いたり、工事への理解を促すことも大切な仕事の一つです。
困難な現場を
やり遂げた時の
達成感が
何よりのやりがい
私は現在、兵庫県赤穂市を流れる加里屋川(砂子地区)の川幅を広げる工事に携わっています。加里屋川は昭和の時代から台風による洪水が問題となっており、兵庫県の河川整備計画に基づく工事が進められ、整備期間約30年に渡る、大規模な工事となっています。私自身はこの現場に携わって4年目になり、これまで4回の工事を監督してきました。現場によっては施工しにくいところもあり、その都度どうやって作業を行うかを考えなければなりません。安全と工期遵守の両立にはいつも頭を悩ませますが、それをやり遂げた時の達成感を味わいたくて日々試行錯誤しています。本音を言えば、難しい工事は担当したくないですが(笑)、任されたらやるしかない。困難な現場を終えるごとに自分の成長を実感できるのも、この仕事の醍醐味だと感じています。
DAILY FLOW
  • 06:30
    出勤
  • 07:30
    打合せなど
  • 08:30
    現場作業開始
  • 12:00
    昼食
  • 17:00
    現場作業終了
  • 17:30
    退勤
OFF TIME
土日の休みは妻と手分けして、子どもたちが打ち込むスポーツ(野球、バスケ、サッカー)の送迎・応援に奔走しています。仕事以上に忙しい私の休日ですが、今は自分の時間をつくるより子どもたちと過ごす時間が大事! 幸せです。
VOICE
森崎社長から見た木村さん
寡黙で辛抱強い男。気難しい人もそうでない人も、どんな人も受け入れる懐の深さがある。仕事にも性格が表れていて、十分な条件ではない現場でも音を上げず、最高の状態に仕上げてくれる仕事人です。
木村さんから見た森崎社長
一見、強面ですが実際は優しくて、人一倍気くばりに長けた繊細な方です。忘年会や社員旅行(韓国、マカオ)など、社員同士が交流する機会も設けてくれます。この業界は風貌が怖めの方も多いですが、一歩踏み込むと内面は驚くほど柔和。このギャップがたまりません。