INTERVIEW 02
協力会社というチームを率い、
社会インフラを守る誇りを実感

高橋 伸樹 TAKAHASHI NOBUKI

工事部/2012年入社

ものづくりの魅力に目覚め、
法学部から現場監督へ
リーマンショック世代の私は不況の影響を受け、就職浪人を経て森崎組に入社しました。法学部卒なので土木、建築の知識は一切ありませんでしたが、一からものをつくる楽しさに魅力を感じ、現場監督という仕事に挑戦することを決めたのです。入社から10年以上が経ち、手がけたものが地域に残り、そこに暮らす方々の役に立つ喜びを改めて実感しています。
入社当時は数十年、場合によっては百年も使い続けられるものづくりに携われるとは思いもしませんでした。私がここまで続けられたのは、やればやるほど、この仕事面白みがわかったから。そして、経験を積むほどにもっと腕を磨きたいと欲が出るから。この仕事の醍醐味を知ってしまったんでしょうね。
自治体などの顧客と
協力会社の間に立ち、
司令塔として活躍
私が現場に立ったのは入社1年足らずと早く、本格的に現場監督を名乗ったのは2年目からでした。最初は上司、先輩のもとで街路樹の伐採など簡単な現場から始め、並行して「土木施工管理技士」の資格取得のための勉強も開始。2級に続き、2020年には1級を取得したのですが、これを機に主任技術者や現場代理人として責任ある役割を担うようになりました。
現場監督はその名の通り、現場管理全般を担うポジションです。自治体などの顧客との協議、測量、出来形(施工が完了した工事箇所)や品質の管理、関連書類の作成などが主な仕事。現場で作業する大工や石工、土工といった協力会社の管理にも携わり、それぞれの仕事が安全かつスムーズに進むようコントロールするのも重要な仕事になっています。
地域に根差し、生まれ育った
西播磨に貢献するやりがい
これまで千種川や加里屋川の護岸改修工事、河川改修工事のほか、赤穂市坂越(北之町地区)の急傾斜地崩壊対策工事などに携わってきましたが、協力会社と一体となり大規模構造物を完成させた時の達成感は何度味わっても飽きることがありません。
私は兵庫県の上郡出身なのですが、地元の工事には特に思い入れがあり、「地域の暮らしを守っている」といつも誇らしい気持ちになります。これからも高品質な構造物を生み出すことにこだわり、地域に暮らす方々の満足度をもっともっと上げていきたい。そのために経験を積み、「管工事施工管理技士」など新たな資格取得にも挑戦したいと思っています。当社は管理業務がきちんとできるようになれば大きな裁量を与えられ、仕事の自由度も高い。自分が司令塔になって現場を動かす面白さは想像以上だと思いますよ。
DAILY FLOW
  • 08:00
    出勤
  • 08:10
    朝礼・打合せ
  • 08:30
    現場管理業務
  • 12:00
    昼食
  • 13:00
    現場管理業務
  • 17:00
    現場作業終了
  • 18:00
    退勤
OFF TIME
休日は学生時代から続けるゴルフを楽しんでいます。打ちっ放しで腕を磨き、コースに出たらたとえ相手が社長でも手は抜きません(笑)。シングルプレーヤーの一歩手前の実力を生かし、全身全霊でゴルフに向き合います。
VOICE
森崎社長から見た高橋さん
タイプ的には長距離ランナー。派手さはないが、まじめでガッツがあるのがいいところ。熟考するので問い掛けへの答えが翌日になることもあるが、そこも彼の愛すべき点。実直な人柄に一目置いています。
高橋さんから見た森崎社長
社長は仕事に厳しい方ですが、判断基準が明確かつブレないため、とても頼りになるリーダーです。安全管理にはひときわ厳しく、「事故を起こしたら何にもならん!」と檄を飛ばすこともしばしば。でも、その言葉の裏には社員や協力会社への深い愛情があるんですよね。